2020年11月1日日曜日

無借金経営が仇となる・・・・

 無借金経営が良いと言うのは本当ですが、いざ、リーマンやコロナにより借入が必要な時に無借金経営が仇となる時があります。

私は若いころから常に借入をしていましたので何か危険な事を察知すると銀行借り入れをおこしていました。理由は、銀行に対して与信を作るという事です。借入の実績がなければ、無借金経営でも、いざ、資金が大変な時に銀行は貸さない可能性が高いです。

常日頃銀行との付き合いはすべきです。銀行は最初の融資時はかなり厳しく融資をしますが、次からは決算書を見せるだけで融資が可能となります。ただ、銀行に対してリスケをしている場合にはその銀行の融資はおりません。

だから、銀行は、1つの銀行だけではダメで、2つ以上銀行と付き合いをすべきです。私も借り入れは沢山ありますが、保証協会付きの借り入れはなく、全てプロパー融資です。プロパー融資とは、保証料を払わないで済むという事です。それだけ信用があるという事です。

私はどんな時も決まった支払いを変更したことはありません。弊所は東京に事務所がありますが、自宅は長野ですので、長野で融資を受けています。企業が目指すべき融資は保証協会付きではなくプロパー融資でかつ、代表者の保証人が付かない事です。

無借金経営は良いのですが万が一が生じた時に躓きます。

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