2013年5月5日日曜日

実抜計画

実抜計画(じつばつけいかく)とは、実現可能な計画の事で、銀行との交渉で予算の作成を求められた時に作成する計画です。

この予算は絵に描いた餅だとダメなのです。理由は、業績不振企業ですと、銀行から毎月、モニタリングを受けるので、予算と実際の数字に差異が生ずると問題がでるからです。

したがって、経営者は、銀行に将来の見通しをよく見せるために、予算を過大に描こうとしますが、その場合には、実抜計画の意味を経営者にしっかりと伝え、予算と実際との誤差をだいたい2割から3割程度にとどめるのが重要です。

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