税理士になる方法は複数あります。
1、税理士試験の会計2科目と税法3科目(法人税又は所得税は必須合格)により官報合格を果たす方法(これが一番難しいです)
2、税理士試験の会計2科目と税法1科目以上を合格して、残りの税法を大学院で税理士試験の税法免除の大学院に入り、修士論文を書いて税法2科目を免除させて税理士になる方法
3、税理士試験の税法3科目の合格と会計1科目の合格をして残りの会計1科目を大学院で会計学に関する論文を書いて会計1科目を免除させて税理士になる方法
4、税理士試験の会計1科目と税法1科目を合格させて、大学院を2校修了してそれぞれの修士論文を書いて会計1科目、税法2科目を免除させて税理士になる方法、これはダブルマスターと言われる方法です。(一番楽です)
5、税理士試験の会計学と税法の両方の博士号を取得すると税理士になれます。(上記1に次ぎ難しい方法)
6、税務署に一定年数勤める方法(これは国税庁や国税局クラスの税理士ならば優秀ですが、たんなる税務署上がりですと、縦割りの弊害があります、個人資産部門、資産税部門、法人課税部門と別れてそれぞれは得意ですが他のが苦手になるというのがあります。)
税理士試験の官報合格はキチガイと言われるくらい勉強しないと受からないです。私は上記2で税理士になりました。
ただ、税理士になる方法はそれぞれで良いですが税理士に早くなったもん勝ちですので方法は複数あっても自分にあった方法で税理士になれば良いです。
税理士資格を取得しても実務経験が2年以上、実際、税理士登録になれば2年半年あった方が無難です。実務経験がないと税理士登録は出来ません。
税理士になる方法を書きましたが、今は税理士試験は不人気です。理由は難解な問題が出て税理士でさえも解けない問題が最近は出て合格者を抑える傾向にあることです。弁護士試験は試験会場に六法を持っていけますが、税理士試験は税法の暗記です。また、法律だけではなく、計算もあります。私は国家試験の中で一番難しい試験かなと考えます。
税理士になったとしても営業やマーケティングが出来ないとお客様は開拓できないし、最低でも初期費用は100万は必要です。
開業税理士で一人税理士が流行っています。価格競争の面から人を雇用できないのです。それとストレスですね。
皆さんは夢を持って税理士試験を受けていると思いますが苦しいのは開業後です。頑張って下さい。