仕事には貴賤はなく、どんな仕事でもお金を稼ぎ自分に合わない仕事でも生活の為に仕事することは素晴らしい事です。使われていたって良いんですよ。人に迷惑かけずに家族を養う為に仕事をする為には手段を選びません。
税理士の資格を持ってしても食べられない時期はあります。私も半年ほど自営業をしながらバイトをしていましたからね。どんな手段であろうと、どんな立場であろうと、人それぞれには役割がその時々であり、それに対して全力に取り組む事です。
それば会社員であったり、自営業者であったり、投資家であったり色々ですが人には役割があります。色々な役割があって人間社会は成り立つのであって、皆、投資家が儲かるから株式投資やFXをやるとかではなく、人には役割があるという事です。
笠原武税理士事務所の役割はIT化が進む中、古臭い記帳代行という税理士事務所の仕事を無くし時代の流れにそって、かつ、税理士報酬が自由化されている中、贅沢もしないで経費をトコトンまで落とし、東京の激しい価格競争に打ち勝つのが笠原武税理士事務所の方向性です。
職員を雇うという事も社会的貢献だと思いますが、税理士である前に経営者としての考え方ですと、人を雇う事によるコストの増大が恐ろしいです。かつ、税理士が御客様に対して対応しなければサービスの低下を招くという事です。
しかしながら、人を雇う事に抵抗している私でさえも雇いたいなと思ったことがあります。それは私にない能力をその人が持っている時です。その人には売上の7割を渡すからおいでと誘いましたが、独立されてしまいました。出来る人は独立してしまうのが税理士業界です。
税理士事務所のマネジメントは難しいです。男はスキルを磨く事を考えて税理士事務所を渡り歩き、結果としてあまり転職をしない女性ばかりを雇いかつ安い給料で我慢をさせます。
従業員を100名以上雇ってる税理士事務所は素晴らしいですね。私には能力的に出来ません。